あいさつは、マナーの基本です。良い印象を与える為には良いあいさつの仕方を学びましょう。
あいさつの基本
①明るく爽やかに
上司や同僚、取引先のお客様と良好な関係を気づくためには、明るく爽やかに笑顔であいさつをしましょう。
②分け隔てなくあいさつを
年上はもとより年下の人にも分け隔てなくすべての人にあいさつをしましょう。
③自分からあいさつをする
相手からのあいさつを待つのではなく、自分から行いましょう。特に上司や、お客様に先にあいさつをさせるようなことはNGです。
好かれる人はあいさつが上手な方が多いです。ビジネスの場において、しっかりとあいさつができていないと職場でのあなたの信頼や評価が下がってきてしまいますので常日頃から心掛けましょう。
お辞儀の種類
①目礼
②会釈
③普通礼(敬礼)
④最敬礼
①目礼
目で合図するようなお辞儀です。顔を少し下げるくらいの気持ちで行います。エレベータなどの大きく畏まる必要のない時に使います。
②会釈
15度ほどの角度で少し頭を下げます。視線は1.5mくらい先に。日常の軽いあいさつや、気軽な相手へのあいさつです。
③普通礼(敬礼)
30度くらいの角度で頭を下げます。視線は50~60㎝先に。上体を腰から折り曲げて頭を下げ、少し動きを止めてからゆっくり上体を起こします。身体を起こすスピードを少し早めにするとスマートな印象を与えることができます。通常、お辞儀といわれるのはこの普通礼を指します。
④最敬礼
丁寧なお辞儀。45度くらいの深い角度でゆっくり頭を下げます。視線は足元に。顔を下げた際に、少し静止をすると丁寧な印象を与えることができます。深い感謝やお詫びの際に使用しますので、めったに使うことはないお辞儀です。
◆覚えておくと為になる!同時礼と分離礼の違い。
同時礼
言葉とお辞儀を同時にする挨拶のこと。場面に合わせて使用すれば失礼には当たらないが、分離礼の方が丁寧。
分離礼
言葉を先に述べてお辞儀をする、正式なお辞儀の仕方。もっとも相手に敬意を表すことができる。お客様をお出迎えや見送りする際に用いる。